キスノートを巡るカオスな恋模様を描き、ハイテンションラブコメの金字塔となった『恋愛暴君』。
アニメ化も果たし、多くの熱狂的なファンを生んだ本作ですが、完結から時間が経過した今、一部では「打ち切りだったのではないか」という不穏な憶測が流れることがあります。
結論から申し上げますと、『恋愛暴君』は打ち切りではなく、全14巻をもって作者・三星めがね先生の構想通りに完結しています。
物語は天使(?)グリと主人公・青司たちの関係に一つの答えを出し、2018年に「COMICメテオ」での連載を堂々と終えました。
本記事では、なぜ本作に「打ち切り」という噂が立ったのか、その背景にある理由や完結後の展開について詳しく解説します。
『恋愛暴君』が打ち切りと噂される理由や背景
物語は最後まで描ききられましたが、SNSでの議論やファンの反応が、一部で「急な終了」という誤解を招いたようです。
アニメ放送終了後の情報空白期間
最大の要因は、2017年に放送されたテレビアニメ版の終了タイミングです。
アニメは全12話で一旦の区切りを迎えましたが、その直後に原作漫画も最終章へと突入しました。アニメから入ったファンが「続きはないのか」と情報を求めた際、完結が近かったことから「アニメの人気が振るわず原作も終わらせられた(打ち切り)」という誤った連想を生んでしまった側面があります。
終盤のハイテンションな怒涛の展開
本作の魅力は予測不能なドタバタ劇ですが、最終巻に向けて物語の密度が非常に高くなり、次々と重要な事件が解決していきました。
このスピーディーな畳み掛けに対し、一部の読者が「もっと長く続けてほしかった」「急いで終わらせたように見える」と感じたことが、打ち切り説を助長する一因となったようです。実際には、伏線を回収しきった上での計画的な幕引きでした。
作品データとメディア展開の状況比較
ここでは、『恋愛暴君』の正確な完結データとアニメ化の状況を整理しました。
| メディア | 巻数・話数 | 状況 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 漫画(本編) | 全14巻(57話) | 完結 | 2012年〜2018年連載 |
| 短編集 | 全1巻 | 発売中 | 本編以外のエピソードを収録 |
| アニメ | 全12話 | 放送終了 | 制作:EMTスクエアード |
累計発行部数は100万部を突破しており、商業的にも成功を収めて完結した作品と言えます。
作者・三星めがね先生の次回作と関連作品
『恋愛暴君』を読み終え、その独特なギャグセンスやキャラクター描写をもっと楽しみたい方へ、作者の活動状況を紹介します。
短編集『三星めがね作品集 恋愛暴君 0巻』
本編完結後、初期の読み切りや未収録エピソードをまとめた『恋愛暴君 0巻』が発売されています。
グリたちの原点とも言える物語や、先生の多才なアイデアに触れることができるため、ファン必携の一冊です。
三星めがね先生は現在も、SNS等を通じてイラストの発表や新たな企画への準備を続けています。先生の描くエネルギッシュな美少女キャラクターたちは、今なお多くのファンに愛されており、次なる連載作の登場が待ち望まれています。
『恋愛暴君』に関するよくある質問
アニメの第2期が制作される可能性は?
2026年2月現在、アニメ続編に関する公式な発表はありません。
原作が全14巻で完結しており、アニメ1期でその魅力を十分に伝えていることから、現時点での可能性は低いと予測されます。物語の全貌を知りたい方は、ぜひ完結済みの原作コミックスを手に取ってみてください。
最終回は結局ハッピーエンドなの?
ネタバレを避けて表現すると、本作らしい「騒がしくも温かい大団円」を迎えます。
グリがどのような選択をし、青司たちの日常がどこへ向かうのか。読後の満足感は非常に高く、長年追い続けたファンからも「最高の締めくくり」と評価されています。
原作の続き(15巻)が出る予定はある?
本編としての15巻が発売される予定はありません。第14巻が最終巻となります。
「もっと読みたい」という方は、前述の短編集や、三星めがね先生の過去作『思春期なアダム』などをチェックすることをおすすめします。
まとめ
『恋愛暴君』は打ち切りではなく、全14巻で物語を完璧に描ききった人気作品です。
ネット上での誤解は、アニメ終了時のロスや、終盤の疾走感溢れる展開が原因でした。
愛の救世主たちが巻き起こした奇跡の結末は、今読み返しても色褪せない面白さがあります。まだ最後まで見届けていない方は、ぜひこの機会に全巻一気読みを楽しんでみてください。


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