カネキケンの苦悩と、人間と喰種(グール)の共存を描いたダークファンタジー『東京喰種トーキョーグール:re』。
世界的な人気を誇る本作ですが、完結時に「打ち切りだったのではないか?」という噂がネット上を駆け巡りました。
結論から申し上げますと、『東京喰種:re』は打ち切りではなく、全16巻をもって円満に完結しています。
物語はカネキとトーカの未来、そして人間と喰種の関係に一つの答えを出し、約7年(無印含む)の連載に幕を下ろしました。
本記事では、なぜこのような大ヒット作に「打ち切り」の噂が出たのか、その背景と、作者・石田スイ先生の現在について解説します。
『東京喰種:re』が打ち切りと噂される理由
物語はきれいに終わりましたが、終盤の展開速度やアニメの構成が、一部の読者に誤解を与えてしまったようです。
主な要因は以下の2点です。
終盤「竜戦」以降の怒涛の展開
物語のクライマックスである「竜戦」以降、それまで丁寧に描かれていた心理描写や伏線回収が、非常にスピーディーに進行しました。
この急激なテンポアップに対し、一部のファンが「ページ数が足りないのでは?」「無理やり終わらせた(打ち切り)?」と動揺し、SNS等で拡散されたことが噂の発端です。
実際には、物語の熱量を維持したまま一気に駆け抜けるための構成でした。
アニメ版のダイジェスト感と尺不足
アニメ『東京喰種:re』(第3期・第4期)は、原作の膨大な情報量を限られた話数(全24話)に収める必要がありました。
そのため、重要なシーンのカットや展開の省略が発生し、視聴者からは「話が飛んでいる」「打ち切りのように終わった」という感想が上がりました。これが原作の評価とも混同され、打ち切り説を助長した一因と言えます。
原作漫画とアニメの連載データ比較
ここでは、原作コミックとアニメ版の情報を整理し、それぞれの完結状況を明確にします。
漫画は完結しましたが、石田スイ先生の創作活動は続いています。
| メディア | 巻数・状況 | 備考 |
|---|---|---|
| 原作漫画 | 全16巻 | 完結(2018年7月連載終了) |
| アニメ | 第4期まで放送 | 原作の最後まで映像化済 |
原作漫画は全16巻で完結。アニメも第4期の放送を経て、原作のラストまでを描ききっています。
『東京喰種:re』完結後の展開と石田スイ先生の新作
原作は終わりましたが、石田スイ先生の世界観は新たな作品へと受け継がれています。
現在判明している最新情報についてまとめました。
石田スイ先生の最新作『超人X』
『東京喰種』完結後、石田スイ先生は新たなダークヒーロー譚『超人X』の連載を開始しました。
『となりのヤングジャンプ』にて不定期連載されており、喰種に通じるダークな世界観と、さらに進化したスタイリッシュな画力が話題となっています。
『東京喰種』ロスを感じている方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
画集やファンブックはある?
『東京喰種』シリーズの世界をより深く知りたい方には、画集『[zakki:re]』などがおすすめです。
石田スイ先生の圧倒的な色彩感覚で描かれたイラストの数々は、漫画本編とはまた違った感動を与えてくれます。
まとめ
『東京喰種:re』は打ち切りではなく、全16巻で完結した大ヒット作品です。
ネット上で囁かれる「打ち切り」の噂は、終盤の疾走感やアニメ版の尺不足に対するファンの戸惑いが広まったものに過ぎません。
カネキケンの物語は幕を閉じましたが、石田スイ先生の新たな挑戦である『超人X』で、その才能は今も輝き続けています。


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