謎の保菌者(キャリア)によるパンデミックと、極限状態での人間ドラマを描いたパニックホラー『インフェクション』。
衝撃的な描写と緻密な伏線で多くの読者を釘付けにした本作ですが、完結の際には「打ち切りだったのではないか」という不穏な憶測が一部で囁かれました。
結論から申し上げますと、『インフェクション』は打ち切りではなく、全30巻をもって堂々の完結を迎えています。
物語は保菌者騒動の根源から、生き残った少年少女たちの遠い未来までを描ききり、2022年に約7年にわたる連載の幕を閉じました。
本記事では、なぜ本作に「打ち切り」という噂が立ったのか、その背景にある「過激な描写」や「掲載媒体の移籍」といった要因、そして作者・及川徹先生の最新情報について詳しく解説します。
『インフェクション』が打ち切りと噂される理由や背景
物語は作者の構想通りに最後まで描かれましたが、連載中のいくつかの変化が、一部の読者に「中断された」という印象を与えてしまったようです。
1. 掲載媒体の『マガポケ』への完全移籍
本作は当初『週刊少年マガジン』で連載されていましたが、物語の中盤でアプリ『マガジンポケット』へと完全移籍しました。
紙の雑誌からアプリへ移行する際、事情を知らない読者から「雑誌での人気が低迷して打ち切られたのではないか」という誤解を招いたことが、噂の大きな原因の一つとなっています。実際にはアプリ移行後も長期連載が続き、全30巻という大作となりました。
2. 少年誌の限界に挑んだ過激な描写
パニックホラーという性質上、本作は非常に過激な残虐描写や性的なエッセンスを含んでいました。
こうした内容に対し、一部のコミュニティでは「少年誌としては攻めすぎていて、いつか規制や打ち切りに遭うのではないか」という危惧が常に語られていました。こうしたファンの心配が、いつしか「打ち切り説」という形に歪んで広まった側面もあります。
3. 壮大すぎるエピローグの飛躍
最終回において、物語の舞台は現代から100年以上先の未来へと飛躍します。
この大胆な構成に対し、「もっとじっくり現代の決着を見たかった」「急いで畳んだように見える」と感じた読者がいたことも、不透明な噂を助長する一因となったようです。
作品データと比較表:完結までの歩み
ここでは、『インフェクション』の正確な完結データとメディア展開を整理しました。
| 項目 | ステータス | 備考 |
|---|---|---|
| 連載状況 | 完全完結 | 全30巻(全256話) |
| 連載期間 | 2015年 – 2022年 | 週刊少年マガジン → マガポケ |
| 最終巻発売日 | 2023年3月9日 | 第30巻をもってフィナーレ |
| ジャンル | パニックホラー・バトル | 保菌者との戦いを描く |
全30巻というボリュームは、マガジン系列の作品としても十分に長く、商業的に大成功を収めて完結した証と言えます。
作者・及川徹先生の次なる活動と関連作品
『インフェクション』の圧倒的な熱量を読み終えた後、及川徹先生のさらなる世界を楽しみたい方へ、関連作品や動向を紹介します。
及川徹先生の代表作と最新情報
及川徹先生は、本作以前にも『心霊探偵八雲』のコミカライズなどで、その卓越した画力と構成力を証明されています。
2026年現在は、次なる長編連載に向けた準備や読み切り作品の発表などが期待されており、ファンはSNS等での告知を心待ちにしています。及川先生が描く、美しくも残酷なキャラクターたちのドラマを再び見られる日は、そう遠くないはずです。
「インフェクション・ロス」を感じている方は、先生の過去作を遡ることで、その一貫した作家性をより深く味わうことができるでしょう。
『インフェクション』に関するよくある質問
最終回はハッピーエンドになる?
ネタバレを避けて表現すると、本作のラストは「人類の長い戦いに対する、一つの究極的な答え」を提示しています。
主人公・晴輝たちの物語は、単なるパニックホラーの枠を超え、SF的なスケール感を持って美しく締めくくられます。読後の納得感は非常に高く、納得のいくフィナーレと言えます。
アニメ化される可能性はある?
2026年2月現在、アニメ化に関する公式な発表はありません。
作品の人気は非常に高いですが、その過激な描写ゆえに地上波放送での映像化ハードルが高いという意見もあります。しかし、近年の配信プラットフォーム限定のアニメ化(Netflix等)の流れを考えると、将来的な映像化の可能性は完全には否定できません。
漫画の続き(31巻)が出る予定はある?
物語は第30巻で完璧に完結しており、31巻が発売される予定はありません。
もし「その後」を知りたい場合は、最終巻に収録されている加筆エピソードや、物語の核心に迫る伏線回収をじっくりと読み直すことをおすすめします。
まとめ
『インフェクション』は打ち切りではなく、全30巻をもって物語の深淵までを描ききった完結作品です。
ネット上の不穏な噂は、掲載媒体の移籍やショッキングな演出から生じた誤解に過ぎませんでした。
絶望的な状況下で足掻く人間たちの輝きを、ぜひ全30巻という壮大なスケールで体験してみてください。及川徹先生の次なるステージでの活躍にも、大きな期待が寄せられています。


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