『沈黙の艦隊』『ジパング』のかわぐちかいじ氏が描く、現代の国際情勢を鋭く切り取った軍事サスペンス『空母いぶき』。
第一部、第二部と物語は区切りを迎えましたが、そのたびに「打ち切りでは?」という噂が囁かれることがあります。
結論から申し上げますと、『空母いぶき』シリーズは打ち切りではなく、構想に基づき各章を完結させながら続く超長期連載です。
第一部『空母いぶき』は全13巻、第二部『GREAT GAME』は全18巻で完結し、2026年2月からは待望の第3シーズンが開幕します。
本記事では、なぜ順調なヒット作に「打ち切り」の噂が立つのか、その背景にあるシリーズ構成の誤解や、最新の連載情報について解説します。
『空母いぶき』シリーズが打ち切りと噂される理由
各シリーズはきれいに完結していますが、タイトル変更を伴うリニューアルや、作者の休載事情などが、一部の読者に誤解を与えたようです。
タイトル変更による「連載終了」の誤解
本作は、物語の舞台やテーマが変わるごとにタイトルを変更する「シーズン制」のような形式をとっています。
第一部『空母いぶき』が終了し、第二部『GREAT GAME』へ移行する際、一時的に「空母いぶき 完結」という情報だけが広まり、「人気がなくて終わった(打ち切り)」と勘違いされるケースがありました。
実際には、物語の時間軸を進めた正統続編へのリニューアルであり、打ち切りとは対極にある「新章突入」です。
作者の体調不良による長期休載
作者のかわぐちかいじ氏が体調不良(後に食道がんの手術と公表)により、一時的に連載を休止した時期がありました。
この期間中、再開の目処が立たない不安から「このまま未完で打ち切りになるのでは?」という憶測がファンの間で飛び交いました。
幸いなことに作者は復帰し、第二部『GREAT GAME』を見事に描ききり、さらなる新章へと筆を進めています。
映画版の評価と原作の混同
2019年に公開された実写映画版は、興行収入こそヒットしましたが、原作からの改変要素(敵国設定など)について賛否両論の議論が巻き起こりました。
この映画版に対する厳しい評価(「駄作」等の声)が、原作漫画の評価と混同され、「評判が悪くて打ち切られた」という誤ったイメージに繋がってしまった側面もあります。
『空母いぶき』シリーズの連載データと最新情報
ここでは、壮大なサーガとして続く本シリーズの構成を整理しました。
物語は終わるどころか、2026年も新たな海へと漕ぎ出しています。
| シリーズ名 | 巻数 | 状況 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 空母いぶき(第一部) | 全13巻 | 完結 | 中国との尖閣諸島紛争を描く |
| GREAT GAME(第二部) | 全18巻 | 完結 | 北極海を舞台にしたロシアとの対峙 |
| 第3シーズン(仮) | – | 連載開始 | 2026年2月より『ビッグコミック』にて開幕 |
第一部は全13巻、第二部は全18巻と、いずれも重厚な長編として完結しています。
特に第二部『GREAT GAME』は2025年末に堂々のフィナーレを迎え、その熱気冷めやらぬまま第3シーズンへと突入します。
『空母いぶき』続編・新章に関するよくある質問
常に進化を続ける本シリーズについて、ファンの疑問に回答します。
第3シーズンはいつから読める?
最新の公式発表によると、2026年2月25日発売の『ビッグコミック』5号より、第3シーズンが連載開始となります。
第二部の完結からわずか2ヶ月での再始動となり、かわぐちかいじ氏の創作意欲の高さがうかがえます。
第二部『GREAT GAME』の続きはどうなる?
第二部の最終巻(18巻)では、北極海での激闘を経て、いぶきが守り抜いた未来が描かれます。
第3シーズンでは、そこからさらに時間が経過した世界や、新たな国際問題に直面する秋津艦長たちの姿が見られることでしょう。
物語は地続きですので、未読の方は今のうちに第一部・第二部を予習しておくことをおすすめします。
映画の続編は作られる?
現時点で実写映画第2弾の制作発表はありません。
しかし、原作のストックは十分にあり、昨今の国際情勢への関心の高まりを考えると、新たな形での映像化(アニメ化や配信ドラマ化など)の可能性もゼロではないでしょう。
まとめ
『空母いぶき』は打ち切りではなく、シーズンを重ねて物語を拡張し続ける大河ドラマです。
ネット上で囁かれる「打ち切り」の噂は、シリーズ移行時の誤解や作者の休載期間による不安が生んだものに過ぎません。
2026年2月からは待望の第3シーズンが始まります。日本の平和と安全を問う最前線の物語を、ぜひリアルタイムで目撃してください。


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